
Googleサーチコンソール(GSC)でデータを見ていると、「ページの表示回数」と「クエリの表示回数」が合わないと感じたことはありませんか?
例えば、あるページの表示回数が「100回」だったのに、そのページに関連するクエリの表示回数をすべて足しても「60回」しかない…。
これは集計ミス?バグ?と疑いたくなりますが、実はGoogle公式が認めている仕様なのです。
この記事では、その理由を正確に、公式情報とともに解説するので安心してご覧ください。
表示回数がズレる主な理由3つ
クエリの一部が意図的に非表示になっている
GSCではすべての検索クエリが表示されるわけではありません。Google公式も次のように説明しています
(SearchConsoleヘルプより)検索パフォーマンス レポートでは、ユーザーのプライバシー保護のため、一部のデータを表示しないことがある。たとえば、実行回数が非常に少ないクエリや、個人情報または機密情報を含むクエリは、トラッキングされないことがあります。
つまり、クエリの表示回数が少ないのは、「データが足りない」のではなく「見えていない」だけ、ということです。
同じページが複数クエリで表示される
1つのページが「筋トレ プロテイン」や「プロテイン タイミング」など、複数の検索語で表示されるのは通常の挙動です。
ただしここで重要なのは、クエリごとの表示回数の合計が、ページの表示回数を上回ることはないという点です。
GSCでは、ページの表示回数は、そのページが検索結果に表示された回数の合計であり、クエリの合計は常にそれ以下または一致する数になります。
データの集計タイミングや処理方式の違い
GSCのデータは、リアルタイムではなく日単位で集計されます。
さらに、最新データは暫定値として提供されており、数時間以内に変更される可能性があることが明言されています。
出典:Search Console ヘルプ数値が計算されてから計算結果がサイト所有者に表示されるまでに時間差が生じる場合があります。データの公開には間隔がありますが、収集は常に行われています。収集されたデータは通常、2~3 日以内に利用可能になります。レポートに暫定データが含まれている可能性もあります。
過去 2 日間のデータは暫定のデータである可能性があります。
また、以下のような記述も確認されています
出典:Google developersデータの更新頻度の改善
今年、Search Console ではパフォーマンス データの更新頻度の改善に取り組んできており、今回、その大部分をリリースします。全般的にデータ遅延の平均値が約半分に減少しました。
つまり、最新のデータは反映が不完全な場合があり、数値にブレが生じることがあるというのが現状です。
FAQ:よくある質問
Q. クエリの合計が少ないのはバグですか?
A. いいえ。一部のクエリが非表示になっているため、合計が少なく見えるだけです。
Q. クエリの合計がページの表示回数を上回ることは?
A. ありません。Search Consoleの仕様上、クエリはページの内訳であり、合計してもそれを超えることはありません。
Q. 最新のデータが正確でないこともある?
A. はい。最新のデータは暫定値であり、数時間以内に変更される可能性があります。
まとめ:数値のズレは正常、気にしすぎないでOK
- Search Consoleの表示ズレは「仕様」
- クエリは一部非表示になるので合計が少なく見えるのは当然
- データは日単位集計、最新データは暫定値
- 重要なのは「正確な1回」より「変化と傾向を読むこと」
GSCは完璧な数字を追うツールではなく、検索傾向や改善のヒントを見つけるための分析ツールなので、細かいことは気にしない。
以上、GSCの特徴をしっかり把握した上で、検索パフォーマンスの向上を目覚しましょう!
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Wrote this article この記事を書いた人

オプ
資格なし、特技なしの普通のサラリーマンです。プロフィール写真は『Canva AI』で作成したイメージです(実物に近い雰囲気です!) 副業ブログ『オプワーク』を2024年12月15日に開設しました!正確には2024年1月に開設しましたが、やり直し中です。 副業に興味があり、色々考えた結果ブログを選びました。一般人でもできるのか、どのくらいから収益が発生するのか等々、手探り状態ではありますが頑張って更新していきます。 経過報告などこまめにするので、普通のサラリーマンが副業ブログを始めたらどうなるのか、暖かい目で見守って貰えたら嬉しいです!